こんにちは!
対人恐怖、自己否定など心の問題や悩みの根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!
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早速ですが、あなたは子どもが不登校や引きこもりになってしまったり、関係性が悪くなって、どうしていいかわからないというようなお悩みはありませんか?
今日はその解決事例を紹介したいと思います。
不登校の悩みを解決した方の実際の声
とあるクライアントさんの実際の声を紹介します。
この方は様々なお悩みや心の問題を抱えていたのですが、その一つが子どもが不登校になっているというお悩みでした。
そこから様々な自分の問題に気づき、お悩みを解決していく過程と変化をとてもわかりやすく書いて頂きました。
同じようなお悩みを持っている方にはとても参考になるかと思いますので、ぜひじっくり読んでみて下さい。
●どのようなお悩みをお持ちでしたか?
息子が不登校になったのは中学1年の秋頃でした。
息子は小学校時代、特別支援級に通っておりましたが、本人の強い希望と私や周囲で見ていた先生方の判断も合わせて中学から普通級に行く事を決めました。
環境が大きく変わった事もきっかけの一つだとは思いますが、それによって息子の恐怖心と不安感が一気に露呈しました。
支援級の先生と、通常級の先生の生徒との関わり方が明らかに違う事で怖くて学校に行けないと言い、給食も緊張して喉を通らず、頻繁に腹痛も起こしていました。
それまでの私は自分の事でいっぱいいっぱいになる事が多く子供と過ごす事が窮屈に感じる事があったのと、持病で入退院を繰り返す事があった事から度々ショートステイに息子を預ける事がありました。
息子は寂しい思いもたくさんし、頑張らないと捨てられるような恐怖感、不安感があったと話しています。
そんな中でも「頑張らせないと!」という私の思いに応えようと通い続けた結果、とうとうパニック発作のような症状がでて学校に行けなくなりました。
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●その悩みはどのように解決に向かいましたか?
当時私自身はセラピーやカウンセリングをしている最中で、問題と向き合い始めたばかりでした。
リトリーブのセッションで親との関わりを見た時に、自分でも知らなかった無意識の恐怖感が湧き上がってきました。
親との信頼関係が無く、反抗出来なかった事でたくさんの自分の本音を圧し殺して頑張っていた自分を知りました。
本当はとても心細かった事、しんどかった事、そういう気持ちを受け止めてもらいたかった事、甘えさせて欲しかった事、助けて欲しかった事、とにかくどんな自分でも愛されたかったという気持ちが溢れてきました。
私の嫌われる事への恐怖感や不安感が強いばかりに自分が安心したくて過干渉になったり、失敗を咎めたり、時には恐怖感で過保護になったりして子供が自分の思い通りになるような関わり方をしていたと気がつき、それは自分の問題を子供を通して解消していたのだと知りました。
まずは私自身の中に安心感を育てる事に集中し、インナーチャイルドワークを始めました。
それから徐々に子供との関わり方が変わったと思います。
子供に口を出したくなる時は一旦自分に「何が不安なの?どうして気になるの?」と問いかけるようにもなりました。
そうすると自分の問題だと気がつく事が増え、口を出すことが徐々に減りました。
失敗を咎めていた私が「何か困ったら言ってね。必ず助けるから」と言える程に自然と言動が変わってきたのを感じた時は自分でも驚きました。
子供が口を開いた時に子供の気が済むまで話を聞くようになり、時々質問をしながら、目を見て手を止めて信頼関係を築くぞ!という強い想いで真剣に向き合うようになっていきました。
それは自分自身と真剣に向き合っていく想いと並行して子供にもそうなっていったと感じています。
過去は子供の方が親の顔色を見て行動していたのが、今は子供から殆どそれを感じません。
以前よりずっと自由を感じますし助けてくれるという信頼感も育まれてきているように感じています。
現在は中学3年の受験生ですが、中学2年の3月頃から学校に行き始め、今までほぼ休んでいません。
自分のしたい事もしつつ、行きたい学校に入るため勉強をびっくりするほど頑張っています。
最近では趣味に筋トレを始めたようで、度々育った筋肉を見せてきます(笑) 先日将来何になりたいか真剣に悩んでいる姿を目撃し、とても成長を感じていたところです。
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●不登校など同じようなお悩みを持っている方へのメッセージをお願いします
私は子供の不登校やその他の問題行動を通して、自分を見るという事がどれだけ大切な事なのかを知ることができて本当によかったと思っています。
それによって自分でも知らなかった自分の問題を知っていく良い機会になりました。
子は親の鏡、という言葉も示している通り、実際のところは親の問題が顕になっただけ、という事は多いと思っています。
子供個人の問題としてしまえば、自分を見ずに済むので楽ではあるけれど、それだと場合によっては本当の意味で子供に寄り添ったり助けたり守ったりする事にはならないのだと思います。
真剣に自分と向き合うという事が、真剣に誰かと向き合うという事に繋がっていく感覚を皆さんにも是非感じて欲しいと思っています。
一人でもたくさんの方が温かい信頼関係をお子さんやご家族と結んでいけますよう願っています。
とても丁寧なご感想を頂き、ありがとうございました!
子どもの不登校には必ず原因がある
子どもが不登校などの行動を起こしてしまうのは、子どもが勝手におかしくなってしまったわけではありません。
もちろん子ども側の問題もありますが、それを作り出すに至った背景に親子間の関わり方が影響していることが、感想にもあったとおりとても多いんです。
例えば、
- 失敗したことをきつく咎めていた。
- 子どもにちゃんとしてもらうことで自分が安心したかった
- 夫婦間のイライラや寂しさを子どもにぶつけたり受け止めてもらっていた
- 子どもをどう愛していいかわからず距離を取ってきた
- 世間体や周りから悪く思われないように恥の感覚を強く伝えてきた
- いじめなど何か子どもに不安事や悩みがあっても受け止めてこなかった
etc…
原因は様々ですが、いずれにせよ子どもが学校に行けなくなってしまうくらい、人や社会が怖くて、失敗が怖くて、家の中も外も親子間にも安心を感じられない何か心理的な問題があるということです。
そしてそれは、親側の自己否定感や欠乏感、不安感などが子どもに無意識伝わってしまったというケースが非常に多いです。
子どもをどうにかする前に必要なのは親自身の癒やし
だからといって、これは親が悪いとか親を責めているわけではありません。
子どもの不登校という問題を通して、不安や自己否定を感じているのは親側も一緒です。
それくらい自分が今不安定で、どうしていいかわからず、暗闇の中でもがいてはいませんか?
そんな状態を子どもが見て、そこから安心して学校に行けるようになると思いますか?
子どもの安心を育てるためにも、優先すべきは親のメンタルケアです。
親自身がまずは自分を見つめ直し、自分を受け入れ、自分を癒して立て直すことが先決なんです。
親が安心して自己受容できれば、子どもへの関わり方も自然と変わり、家の中でもつながりや信頼感、安心感が生まれ、子どもは自然と自分の人生に集中し始めるのです。
だからまずは自分を見つめ直すことから始めてみましょう。
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子どもために今できること
そのためにもぜひ一歩踏み出す行動してみて下さい。
まずは原因に気づくことが解決の第一歩です。
今日の記事にピンと来た方に向けて、こんな選択肢を紹介します。
2025/1/26(日)から月一オンラインで3回に分けて、「思春期のこどものあらゆる心の問題を根本的に解決する勉強会」を開催します。
それに先駆けて、1/9(木)に無料説明会をオンラインで開催します。
etc…
より詳しいお話をしますし、皆さんの疑問にもお答えしようと思います。
無料ですのでぜひぜひご参加下さい。
お申し込みはこちら
https://ws.formzu.net/dist/S537494219/
また、問題が親子間で連鎖してしまうことを「世代間連鎖」と言ったりしますが、この世代間連鎖について詳しく学ぶセミナーもあります。
こちらは東京会場と、オンライン中継で受けられますし、この日が都合が悪くてもアーカイブ録画動画を後日自分のタイミングで見ることもできます。
詳細とお申し込みはこちら
https://jnpta.com/tokyo1day202501/
カウンセリングを体験してみたい方は、全国どこでも、とてもリーズナブルな料金で相談できるこんなサービスがあります。
日本リトリーブサイコセラピー協会電話カウンセリングサービス
https://jnpta.com/telcounseling
また、ぼくの初回カウンセリングもオンラインで全国どこでも受けられますので、体験して見たい方はぜひどうぞ↓
https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/courses/11624
受けて変化された方の感想
https://www.reservestock.jp/randing_pages/user_recommend/11624
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心が鳥のように自由になる心理学
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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