こんにちは!
対人恐怖、自己否定など心の問題や悩みの根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!
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早速ですが、あなたはこんな経験はありませんか?
- 人や集団、社会が怖くて仕方ない
- 人が敵に見えて人を信じられない
- 人目が怖い、人からどう思われているのかいつも不安
- 人からバカにされるんじゃないかといつも怯えている
- 身近な外出ですら怖くて引きこもり気味
- いつもパワハラやモラハラの標的になる
- PTSD、うつ、適応障害、不安障害などがある
こういったお悩みのご相談を多く扱うのですが、そのような方の過去を掘り下げるとかなりの割合で「いじめ」の経験をしており、そのトラウマがこれらの問題に紐づいていることがとても多いんです。
そして、僕自身も幼少期にいじめられた経験があり、このような問題に悩まされてきたので、気持ちがよくわかります。
今日はこのようないじめのトラウマがどんな影響を与えるのか、そして、このようなトラウマを乗り越え、今の生きづらさを手放すにはどうすればいいかを解説します。
目次
大人になるにつれて苦しくなるいじめのトラウマによる影響
では過去のいじめによるトラウマが大人になってからどんな影響が出てくるのかを解説します。
恥の感覚や自己否定感が強くなる
1つ目の影響はいじめによって、排除されたり、バカにされたり、攻撃されたりなどして、恥ずかしい思いやみじめな経験をしたことから恥をかくことに対する恐怖、
「自分がはどうせ嫌われる」「自分が悪いからこんな目に遭うんだ」という自己否定感、罪悪感などが強くなるということです。
対人恐怖症、特に集団が苦手
2つ目の影響は、1つ目に書いた恥の恐怖や否定された恐怖から人が怖くなるということです。
人目が気になって仕方なかったり、引きこもり気味にもなる人も。
また、特に集団が苦手、怖いという感覚が強くなる傾向にあるようです。
重度になってくると、「近くのコンビニやスーパーに行くのも怖くてできない」とか「犬の散歩をするときに近所の人に会うのが怖いので深夜に行ってます」など、行動や生活がかなり制限されるほど追い詰められているというケースもあります。
対人恐怖症に関してはちらの記事でも解説してますので、合わせて読んでみて下さいね。
人間不信、人への敵意や怒りが強くなる
3つ目の影響は人間不信です。
人と仲良くなっても結局裏切られるんじゃないか、見捨てるんじゃないかと人に対する不信感、敵意や妄想が膨らみ、親密な関係が築けなくなります。
人が全て敵に見えて、社会に対する敵意や怒りを募らせて、人間関係トラブルばかり抱えているというケースもあります。
人への悪い妄想が止まらないタイプの人(妄想性パーソナリティ)や、統合失調症の方にもいじめのトラウマがあった方が多いです。
モラハラ・パワハラ・セクハラ、いじめなどの標的になりやすい
4つ目の影響はハラスメントやいじめを受けても、これ以上ひどくなるのが怖くて抵抗することなくひどい扱いをされても受け入れてしまうということです。
結果、無防備なので自然と意地悪な人の標的になりやすくなってしまいます。
それでさらに対人恐怖や人への敵意を強化するという悪循環を繰り返している人も多いです。
詳しくはこちらの記事でも解説してますので、合わせて読んでみて下さいね。
PTSD、うつ病、適応障害、パニック障害、不安障害などの二次障害
ここまでの影響が複雑に絡まることで、職場のハラスメントなどをきっかけにPTSDや適応障害になってしまったり、人間関係につまづいてうつ病になってしまったり、人目が怖くてパニック障害なったり、緊張性頭痛が止まらないなど、
ストレス症状や身体症状に発展することもよくあります。
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いじめの後遺症の原因
いじめの後遺症の原因は当然、過去のいじめによるトラウマです。
ただ、問題はその過去に縛られ、未だにそれが終わっておらず、何年経っても残り続けて行動や人生の選択肢を狭めているということです。
そして、対人恐怖も
人を信じないのも
ハラスメントに対して抵抗せず受け入れてしまうのも
うつっぽくなって引きこもっているのも
これら後遺症というのは過去のトラウマから、もう二度と同じようなことが起こらないように、これ以上ひどくなって傷つかないように、自分を守るための回避行動としてやっていること。
それくらい過剰に今も自分を守る必要があるということは、それだけ心が深く深く傷ついているということ、そしてそれがまだ癒えずに残っているということに他なりません。
僕自身も幼少期にいじめを経験したことがあるのでよくわかるのですが
バカにされたり、攻撃されたり、無視された。
自分ではどうすることもできなかった。
頑張ったけど何も改善しなかった。
どう守っていいかわからなかった。
信じてた友達がある日突然いじめっ子に変わった。
誰も助けてくれず味方がいなかった
という絶望的な状況は大きな心の傷になります。
だからこそ今もその傷に触れずに済むように「後遺症」という形で自分を守っているんです。
過去のいじめのトラウマと後遺症を克服して今を楽に生きる方法
いじめのトラウマと後遺症を手放すためには、今一度、蓋をしていた自分の心に傷に向き合い、自分を癒やすことが第一歩です。
具体的には以下の方法が有効です。
言語化する
まず自分一人でできることとしては言語化です。
●辛かったときの気持ちをノートなどに書いてみる、つぶやいてみる。
●思い出してきちんと涙を流す。
などがいいと思います。
特に自分のために泣くことは心の癒やしの作用がありますので効果的です。
トラウマケアをする
根本原因はトラウマですが、これは心の傷が深い場合、自分一人で触れたり癒やすことが難しいと思います。
また、人への敵意や不信感が強い場合は、怒りの問題も抱えていることも多いので、なおさら自力で癒やしていくというのは難しくなってきます
その場合は自力でどうにかするのではなく、
1.心理的な問題の原因と大本のトラウマの問題を突き止める
2.トラウマや怒り、悲しみを心理療法などで癒やす
という流れをトラウマ専門の心理カウンセラーや心理セラピストを調べてお願いするのが一番の近道です。
話を聞いてもらうことで言語化による癒やしも加速しますし、トラウマや怒り、悲しみは心理セラピーでより深く癒やすことが可能なので、後遺症がかなり軽減し、日常を楽に楽しく人と関われるようになっていきます。
詳しくはこちらの記事でも解説していますので、合わせて読んでみて下さいね。
幼少期の親との関係性も見直してみる
そもそもいじめられやすい人というのは、幼少期から以下のような特徴があります。
●言いたいことが言えない
●イヤが言えない、断れない
●正当な怒りの感情が出せない
●怒りそのものが怖い
●ひどい扱いを受けても受け入れてしまう
●頼ることができない
●感情を出しても否定されるのが怖くて表に出さない
このような生き方を辿っていくと、いじめそのものの体験が元ではなく、原点は親との関係性から来ていることがほとんどです。
●親が怖くて言いたいことが言ったら嫌われたり否定された
●弱さを出したり、助けを求めたら受け入れてもらえなかった
●感情出したら否定されたり抑えつけられた
●親がかわいそうで自分の感情や欲求が飲み込むのがクセだった
●虐待やネグレクトを受けてきた
こんな親との関わり方が根っこにある場合がほとんどですので、幼少期の家族関係などをカウンセリングなどを受けて整理し、どうして自分がいじめを受け入れてしまうようになってしまったかに気づいて紐解いていくことも大事です。
まとめ
今回はいじめのトラウマによる影響とは?人間不信などいじめの後遺症を克服する方法について解説しました。
自力での克服が難しいと感じて困っている方は、まずはカウンセリングなどで言語化してしたり整理したり、気づきを得ることをおすすめします。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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ではまた!