こんにちは!
対人恐怖、自己否定など心の問題や悩みの根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!
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今回は対人恐怖症の特徴と心理的な原因について解説します。
よくある原因から、気づきにくい意外な原因についても触れておりますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
目次
対人恐怖症の特徴とそれによる悩みや問題とは
あなたはこんな経験はありませんか?
- 普段の人間関係で人と関わることにいつも不安や恐怖を感じている
- 人と会ったり集団の中にいるといつも不安
- 人からどう見られているのか、どう思われているのかばかり気になってしまう
- いつも気を使ってしまい人間関係に疲れている
- 人に嫌われたり、見捨てられるのが怖くて仕方ない
- 自己否定感や恥の感覚が強く、周りと自分をいつも比べてしまう
- 言いたいことが言えない
- 人に頼ることができない etc…
こんな感覚があるならば、それは対人恐怖症から来るものかもしれません。
そして、こんな対人恐怖症が強くなってくると、現実的には以下のような問題に発展することもあります。
- 仕事や職場など普段の人間関係やコミュニケーションが苦しくなって、転職や失業を繰り返している
- 友人関係や恋愛などがプライベートの人間関係もうまくいかず、いつも孤独感を感じている
- うまくいきかけても結局不安になって人間関係リセットを繰り返し、結局は孤独
- 言いたいことが言えないがために人から利用されたり、いじめやモラハラ、パワハラの標的になりやすい
- 引きこもり気味になってしまい、人も自分も嫌いになっている
- うつ病やパニック障害などになっている etc…
もしあなたがこんな問題に悩んでいたとしたら、まずはその原因に気づく必要があります。
ではその原因について解説していきましょう。
対人恐怖症の主な原因
人が怖くなってしまう原因はずばり、過去のトラウマです。
具体的には以下のようなものがあります。
幼少期の親との関係性によるトラウマ
まず一番多いのが、主に幼少期の親との関係性からくるトラウマによるものです。
具体的には以下のようなものです。
- 身体的な虐待
- 言葉による否定や暴言
- ネグレクトや無視
- 両親同士の喧嘩や罵倒、暴力を見てきた(面前DV)
- 感情を出して泣いたりすることを叱責されて禁止されてきた
- 親に嫌われたり見捨てられそうになった経験がある
- 両親に愛されてなかった、嫌われていると感じてきた etc…
このような両親との関係性でできたトラウマが心に残ったままですと、
「人は自分を粗末に扱ったり、攻撃する」
「人は信用できない」
「自分はどうせ嫌われる」
というような感覚が刻まれ、成長するにつれて当然人と関わることに不安や恐怖を感じるようになります。
いじめによるトラウマ
2つ目はいじめのトラウマです。
学校などでのいじめは経験があると、特に集団が怖くなります。
また、いじめられやすい人の特徴として
- 言いたいことが言えず、いいなりになってしまう
- 助けてが言えない
などの生き方が影響していることが多く、親が普段から助けてを求めても応えなかった、お前が悪いと否定されてきたなど、やはりそこにもいじめの問題だけではなく、前述の親子関係がやはり関係していることがとても多いです。
対人恐怖症の意外な原因
対人恐怖症の相談を受ける中で、
「両親から虐待などもいじめも受けたことがない」
「両親は愛してくれていたと思います」
「これといってそこまでのトラウマはなかった」
「でも、人が怖いんです!」
という方がいらっしゃいます。
そこには意外かつ以下のような原因があるかもしれません。
条件付きの愛情
1つ目は両親の愛情が条件付きだったという場合です。
例えば、
- いい子だったから愛された
- 優秀だったら愛された
- 両親の思うような自分だったら愛された
- 大人しく、過度に求めず、迷惑をかけない子だったから愛された
こんな場合です。
条件付きの愛情というのは、逆を言えば、「条件を満たさなければ愛さない」ということでもあり、両親から暗黙の了解として感じ取っていたというケースが多いです。
そして、それは愛されたという感覚よりも、「条件を満たさないと自分は愛されない」という恐怖の感覚のほうが強く刻まれるのです。
だから人前で嫌われないような自分を常に演じていないと嫌われる、見捨てられるという感覚になり人が怖くなるのです。
親子の役割逆転
意外な原因2つ目は、親子の役割逆転です。
これは例えば
- 親が辛そうだったり、かわいそうでいつも助けてきた
- いつも気持ちや愚痴を聞いてあげていた
- あなたがいないと生きていけないと言われてきた
など、本来、親が子を助けるべきところ、役割が逆転して、子どもが親を助けてきたという状態のことを言います。
こういう問題があった場合、
「人を助けたり、必要とされないと自分は無価値で愛されない」
「誰かを助け続けていないとつながりや居場所を感じられない」
「親を助けられない自分はダメな存在」
という感覚を強め、それが大人になるにつれて、人への恐怖や不安、罪悪感や自己否定感に繋がっていきます。
そして、嫌なことは断ることができない、ありのままの自分で人と関わることが苦しくなるなどの問題などに発展していきます。
親の期待を背負い、世間体を気にしてきた
条件付きの愛情に似ていますが、親の期待を背負ってきたり、世間体が悪くならないよう恥ずかしくないよう気遣ってきた人にも対人恐怖症になる人は多いです。
親の期待を背負い、レールに沿って生きてきた人ほど、親の目、他人の目を気にしてきた名残から、自分への評価や価値が揺らいだり、恥を感じることへの恐怖は人一倍強いです。
以上、気づきにくい意外な原因を3つ紹介しましたが、もちろんこれ以外にもたくさんあります。
いずれにせよ過去に何かしらの原因が必ずありますので、そこに気づくことが大事です。
まとめ
これまで対人恐怖症の原因について、解説してきました。
まずは恐怖の原因がどこから来るのかに気づくことが対人恐怖症を克服するための第一歩です。
そのためにもまずは幼少期の家族関係を言語化してしたり整理したり、気づきを得ることをおすすめします。
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心が鳥のように自由になる心理学
ただ、もちろん原因に気づくだけでは克服はできないですよね。
ではどうすれば克服できるのか。
こんな内容に関しては別記事でまた投稿したいと思いますのでお待ち下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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ではまた!