こんにちは!
対人恐怖、自己否定など心の問題や悩みの根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!
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今日は最近話題になりがちな宗教2世問題について「宗教2世の悩みや生き辛さの特徴と、そこから抜け出す方法」についてお話します。
ここで前置きですが、宗教批判をしたいわけではありませんし、それも本来は人が幸せに生きるための手段の一つだと思います。
しかし、それが幸せどころか、かえって生きづらさになっている場合は向き合う必要がある問題かと思いますので、心当たりがある方はぜひ最後まで読んでみて下さいね。
目次
宗教2世が抱える生きづらさ、よくある悩み相談とは
お悩みを相談を聞く中で、原因を探っていると親がカルト宗教の信者で、そこが今の生き辛さに繋がっていたというケースは少なくありません。
特に幼少期の子どもというのは、まっさらであるが故に宗教とかに関わらず、親の信念や価値観を飲み込んでしまいますし、それはいい面もあるかもしれませんが、大人になってから生きづらいと感じるものもあると思います。
しかしながら、刷り込まれてきた宗教という信念や価値観はその性質上なかなか手放しにくいという特徴もあります。
その理由も含めて宗教2世に多い悩みや生き辛さを解説しますね。
対人恐怖、自己否定、世間体が気になって怖い
宗教での規律などが厳しかった人、それをいやいやだけど受け入れないと宗教での人間関係はおろか、家族にも受け入れてもらえなかった、嫌われた、責められたなどのトラウマがある人ほど、当然ですが、人から嫌われる恐怖、人や集団から否定されたり排除されるんじゃないかという恐怖が強くなります。
結果、自己否定も強くなって、大人になっても人にどう見られるのかが怖くなり、素の自分を出すということが難しくなってしまいます。
自分の人生を選択して生きられない、人に利用されやすい
宗教という規律や信念を受け入れていないといけない=自分を出してはいけない、自分の欲求を感じ選択して生きてはいけないという心の禁止令になってしまっている場合が多いです。
こういう場合、誰かの言うことを聞いたり、指示がないと何もできない状態や、自分で考えたことやしたいことが怖くてできない状態にも陥りがち。
そもそも自分で考えて選択することも許されていない、ひどい場合は洗脳状態であることも多く、その場合、何がしたいのか、どう生きたいのかさえわからないような生き辛さを抱えることも。
だからいつもそばに自分を指示をくれる支配者がいてくれないと生きていけないという感覚にもなって、それゆえ人に利用されやすくもなります。
まさに生き方そのものが教祖にすがる信者のようになってしまうということです。
幸せになることへの恐怖、罪悪感
自分だけが幸せになることが親に見捨てられること、宗教という家族の枠から阻害されて孤独になることという感覚になってしまう人も多いです。
まさに宗教という枠から外れることが「救われない」「地獄に落ちる」のように言われてきたというケースも珍しくありません。
それ故、自分なりの幸せを求めることへの恐怖や罪悪感を感じてしまい、人生の喜びや幸せを手にすることができなくなってしまいがちです。
強迫性パーソナリティ、強迫性障害
規律やルールが厳しいほど、人は不安や恐怖から「〜すべき」という命令や「〜してはいけない」という禁止でがんじがらめになっていきます。
これが強くなればなるほど、人は強迫的に特定の行動やルーティンがやめられなくなってしまいます。
これがひどくなった状態を「強迫性障害」、こんな性格的な特徴を「強迫性パーソナリティ」って言います。
まさに先程書いた、「地獄に落ちる」というのも強迫的なことであり、マインドコントロールです。
結果、自分の人生の選択をますます狭めていきます。
毒親によるトラウマ、怒りや恨みの問題
こういう宗教の問題が悩みや相談に絡む場合、宗教うんぬんもあるけど、そもそも親が宗教に依存した「毒親」であり、毒親問題が本質だったというケースがとても多いです。
具体的には宗教を理由にしての親からの身体的虐待、性的虐待のトラウマやネグレクトなど。
また、夫婦関係の問題から現実逃避するために宗教にハマっているというケースも多く、そもそもが機能不全家族であり、子供の発達や愛着の形成に問題が生じて今の生きづらさになっているという場合も。
これによって、先に書いた生きづらさはもちろんのこと、親に対する怒りや恨みの問題も抱えやすいです。
もちろん小さい頃は親に反抗したり、自分一人で生きていくことなんてできないから我慢するし、自分の意思やそれらを出すことを許されなかったことに対する悲しみや怒りは抑圧して封印され、それが徐々に恨みになり大人になるにつれて膨れていきます。
それ故、親に恨みを抱き執着し続けるケースや、それが別の人と関わるときに何かのきっかけで出てきたり、時に爆発したりと、いろんな人間関係で怒りの問題を抱えることになるのです。
もしくは親に出せなかった怒りを社会の恨むことに置き換えることも(最近そういう事件も増えてきましたので残念な限りです)。
そうなると人生が戦いになってしまい、当然、社会生活やそこでの人間関係がうまくいかなくなります。
宗教2世でも悩みや生きづらさを手放して自分を生きる方法
これら宗教がらみで抱える生きづらさの原因は幼少期に植え付けられた、宗教や親の信念、価値観を外れて自分を生きることに対するトラウマが原因です。
「地獄に落ちる」とかそういった強迫観念は、これはもはや「脅迫」であり、言葉を選ばなければマインドコントロールという名の「親の呪い」です。
先にも書きましたが、親から見捨てられる恐怖や、虐待の恐怖を抱えている場合も少なくなく、無理に状況を打破しようとしても、恐怖や罪悪感が勝るため、そのままでもがくのは逆効果です。
まずは恐怖やトラウマを軽くすることから始めましょう。
トラウマは自力での克服はできませんので、専門の心理セラピストに頼るのが一番です。
また、自分を生きても一人になったりしない、地獄に落ちたりしないという安心の感覚も同時に育てていくことが大事です。
そう、世の中、自分の欲求を感じ、親の信念や価値観を取捨選択したり、ときには手放して自分の選択で生きている人はたくさんいます。
それで幸せを感じ、その幸せで周りの人を幸せにしている人もたくさんいます。
そんな人は宗教を信じていないからといって本当に地獄に落ちるんでしょうか。
何を信じるかすら自分で決めていい。
心からそう思います。
このお話にピンと来た方はぜひ勇気を出して、解決のために行動してみて下さいね。
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自己否定を手放すために必要な知識はもちろんお伝えしますし、この日はそれだけじゃなく体感レベルで腑に落としてもらうためにオープンセッションもあります。
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