こんにちは!
リトリーブサイコセラピー®でお悩みや心の問題の根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!
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「仕事がしんどくて行きたくないし、もうやめたい…(´;ω;`)」
「でも、やめたところでどうしていいかわからない…(*´Д`)」
「仕事のことを考えると毎日がつらい…( ;∀;)」
「仕事や職場で悩みが尽きない…(-“-)」
そんな仕事にしんどさや悩みがある人に向けて、その心理的な理由と解決法、仕事を通して幸せやよろこびを感じられるようになるための心の基礎知識をお伝えします。
今回は仕事の失敗が怖い、ミスばかり繰り返して落ち込んでしまう心理的な原因と解決方法をお伝えします。
YouTubeでも解説していますので、動画学習がいい方はこちらをご視聴下さい↓
★仕事の失敗が怖い、ミスばかり繰り返して落ち込んでしまう心理的な原因と解決方法
目次
仕事の失敗が怖い、ミスばかり繰り返して落ち込んでしまう心理的な原因と解決方法
誰しも仕事で失敗したくないって思うのは当たり前ですが、やってしまうときってあります。
すぐに立ち直る方法なんていうのも色んな本やサイトでありますが、簡単にそうできないから悩んでいるんですよね。
だから今日はどうして失敗することに過剰に恐怖を感じてしまうのか。
誰しも失敗することはあるのにどうして落ち込んであとに引きずってしまうのか、どうしてすぐに切り替えられないのか。
また中には何度も似たようなミスを繰り返してしまうという悩みを持っている人もいると思いますので、それらの心理的な原因と解決方法についても解説します。
結論からいうと、仕事の失敗に悩んでいる人には3つの心理的な原因があります。
- 幼少期の失敗のトラウマが反応している
- 自己否定感、罪悪感、無価値感などが反応している
- 失敗ばかりしてしまうことに無意識にメリットを感じている
ではこれらについて一個ずつ解説していきます。
どうして失敗することに過剰に恐怖を感じてしまうのか
失敗することって誰でもあることだし、それで上司に注意されたり怒られてしまって嫌だなとか、怖いな感じること自体は当たり前のことです。
でも、例えば
- 注意されているだけなのに、怒られたり責められたり攻撃されていると感じて恐怖が湧いてくる
- その恐怖で注意を受けいている最中、頭が真っ白になってしまうって話がまったく入ってこない
- そもそもまだ失敗すらしてないのに、いつも失敗したらどうしようってビクビクしてしている、それで恐怖や不安が勝ってしまって仕事に集中できない、パフォーマンスが出せない
- 人が怒られたり注意されているのを見るだけで、自分まで怒られているような気がして怖くなってしまう
こんなふうに失敗の恐怖が極端で、それによって仕事に支障が出てくるほどの場合っていうのは、幼少期の過去のトラウマが原因になっていることがあります。
幼少期の失敗のトラウマが反応している
例えば、小さい頃こんなことはありませんでしたか?
失敗したり、何かやらかして怒られたり、叩かれた、暗いところに閉じ込められた。
あとは、自分がそういう目にあっていなくても、例えばお母さんがお父さんや姑さんに怒られてたとか、兄弟がそういう目にあってたのを見たというのも十分トラウマになります。
また、失敗せずいい子にしていないといけなかった、小さい頃から期待やプレッシャーを背負っていたなども失敗の恐怖が強くなる原因です。
こんなトラウマに心当たりがある方は、トラウマは自力解決が難しいです。
ぜひ心理セラピーなどを受けてトラウマに向き合って癒やしていくことをおすすめします。
そうすると失敗することに過度に恐怖を感じることはなくなって、仕事でのパフォーマンスも自然に上がっていくと思います。
失敗による過剰な落ち込みの原因と解決方法
失敗して落ち込んでしまうってことは誰であると思いますが、それをしっかり反省して切り替えて次に活かすことで人は成長していきます。
でも、
- たった一度の失敗がずっとあとを引きずって頭から離れない
- 自分責めがやめられない
- 失敗したことで自分は必要とされない人間だ、自分なんていないほうがいいとまで感じてしまう
そういう場合は自分の中の自己否定感、罪悪感、無価値感などが反応しているのかもしれません。
そもそもあなたが失敗することと、あなたの存在価値は何も関係がありません。
誰でも失敗することはあります、でも、だからといってあなたの存在価値が下がるなんてことはありません。
でもこの場合、無意識にそこを結びつけてしまっていることが問題なんです。
自己否定感、罪悪感、無価値感の原因
これは1番目のトラウマがある人はもれなくこの感覚はあると思います。
また、そもそも人間いいところも悪いところもある、できることもできないこともある、それもひっくるめてありのままの自分なんですが、そんな自分を過去幼少期に受け入れてもらえなかった、そんな経験がないということが原因です。
- 失敗しないようにいい子にしていないといけなかった、そうしてないと愛してもらえなかった、見てもらえなかった、もっともっとと求められてきた
- 両親が苦労していたから自分が助けてあげようと思った
- そうやってできない自分を封印して愛されるためにそんな自己否定感や罪悪感、無価値感を感じないように原動力にして期待に応えてきた、頑張ってきた
そんな人ほど失敗が怖くなってしまい、してしまったときの反動は苦しいものになっていきます。
自己重要感を育てよう
解決するためにはまずは「自分にはできないところもある」そんな見ないようにしてきた自分と向き合って少しずつ受け入れていくことが大事です。
でも、もちろん恐怖があるとなかなかできないことなので、そこは最初のケース同様トラウマや恐怖を心理セラピーなどでしっかり癒やすことが大事です。
また「私はできてもできなくてもここにいていい、どんな自分でも価値ある自分だ」って自然に思えるような感覚のことを「自己重要感」っていうんですが、これを育てていくこともとても大事なことです。
でもこれって普通に生きてたらそんなこと思えないですよね。
でも、自己否定感が当たり前の人ってそれが自然にわきあがってきてしまうように、それを自己重要感に差し替えて自然にわきあがってくるようにすることもできます。
それには一度そんなできない自分を受け入れてもらうっていう実際の体験してみること。
じゃないと頭で理解できても腑には落ちないし、なかなか自然にわきあがってくるようにはなりません。
この体験して腑に落とすということをできるのも実は心理セラピー内でできますし、一番得意とするところです。
自己重要感を育ててありのままの自分をこれから受け入れていきたいと思うひとはぜひ一度受けてみることをおすすめします。
トラウマを克服してここまでの問題を解決し、自己重要感を育ってくると失敗することや注意されることに対して過度に恐怖を感じなくなっていきます。
例えば失敗して落ち込んでも、自分の存在価値と結びつけることもなくなるので、自分責めせずあまりあとに引きずらなくなったり、しっかり反省・改善して次に活かせるようになったりと自分の成長につなげることができますのでぜひ心当たりある方は解決に向けて一歩踏み出して下さいね。
何度も似たようなミスを繰り返してしまう原因と解決方法
例えば、気をつけていても同じようなミスを何度も繰り返してしまう、あと、遅刻グセが治らないとか、そんな悩みはありませんか?
もしくは周りの人でそういう人がいるという人も多いと思います。
これ、よくある原因が発達障害ですね。ADHDとかASDとか。
今日はこれの詳しい解説はしないので知らない人は自分で調べてみてほしいのですが、これは脳の機能障害なので、基本的にはどうすることもできません。
でもこのグレーゾーンの人の中に実は本当は心理的なことに原因があったという場合が多いんです。
その証拠に病院でADHDだと診断されたのに、心理セラピーを受けたらADHDの症状までよくなったという人が結構います。
脳の障害であれば治らないはずなのに治ったってことは本当は心理的なことが原因だったわけですね。
失敗することにメリットがある
そして、その心理的な原因こそが失敗ばかりしてしまうことに無意識にメリットを感じていたということです。ここで問題や悩みを持つことで得られるメリットについてはまた別の記事で解説していますので、知りたい方はそちらを読んでみて下さい。
じゃあどういうことかっていうと例えばこんな感じです。
小さい頃、お母さんが過干渉で、自分にできないことがあると「もうなんにもできないんだから」と喜んでお世話をしてくれた
こんなことがあるとできない自分でいるとお世話してくれて、関わりを持ってくれた、自分で何でもやらないでもよくて責任を持たずに済んだということが自分にとってメリットになっていきます。
逆にいえば、そういう人にとってはできてしまうことが自立して関わってもらえなくなってしまったり、責任をもってしまう恐怖につながってしまうので、大人になってから無意識に失敗を繰り返してしまうという行動パターンにつながっている人が多いです。
あとはこんな例もあります。
小さい頃親を困らせて怒られているときしか構ってもらえなかった、自分を見てくれなかったという場合です。
これはつまり幼少期に自分を見てもらえなかったとか、他の兄弟ばかり可愛がられていたとか、そういう心理的なネグレクト状態にあったということです。
子供とって一番こわいのは無視、見てもらえない、関わってもらえないことです。
だから子供はネグレクト状態にあると見てもらうために無意識に親を困らせたり、怒られるようなことをしたり、癇癪を起こしたりして気をひこうとするんです。
本人にとって失敗すること、ダメな自分でいること=関わりがもらえるというメリットが生まれて、関わるためには親を怒らせなきゃと脳が勘違いを起こしてしまうんですね。
結果、大人になってからもそれが人間関係に投影されて、無意識に失敗ばかり繰り返して人をイラつかせることで関わりを得ようとしてしまうんです。
いずれの例にしても共通点は失敗して怒られることで関わってもらえる、構ってもらえるということが心理的なメリットになっているということです。
つまり根底には無視されたり孤独になる恐怖があるということなので、それらを心理セラピーなどで癒やすことで、失敗することに無意識にしがみついてしまうということはなくなっていくと思います。
あと、これは余談ですが、周りにそういうミスばかりして困っているという方は、発達障害の場合はしょうがないですが、心理的なことが原因の場合は怒ることがかえって本人の関わってもらえているというメリットを強めてしまってかえって逆効果になっていることがありますので、いずれにしても感情的に怒るのではなく、あくまで冷静に注意をして、改善案を考えさせたりなど、本人に問題を戻して責任を取らせるということが大事です。
ダブルバインドとは
あと、こういう失敗を繰り返してしまう人の場合、無意識にメリットを感じてはいるんですが、もちろん失敗しても別にいいやって思えている人なんてほとんどいなくて、当然失敗することに対する自己否定感や罪悪感、無価値感も同時に持っていたりします。
つまり、失敗することもダメな自分を感じて苦しい、逆に失敗しなくなることもよりプレッシャーにさらされたり、関わってもらえなくなりそうで怖い。
行くも地獄、戻るも地獄、こんなどっちにもいけない状態をダブルバインドっていいます。
ダブルバインド状態にあると、どっちに転んでも苦しいので、職場や人、世の中がとにかく怖くなって苦しくなっていきます。
結果、転職を繰り返してしまったり、職場でうまくいかなくて引きこもり気味になってしまったり、うつや適応障害になってしまうこともあります。
こんな場合はこれまで解説した心理的な原因が複合的にまざっている場合も多いですので、いずれにしても心理セラピーなどで大本の幼少期のトラウマや恐怖、問題を持つメリットを突き止めて、向き合いいやしていくことをおすすめします。
まとめ
もちろん、今日紹介したこと以外にも原因や背景はありますし、発達障害の診断を受けた方でももし心当たりがあれば改善できる可能性はありますので、ぜひあきらめずに解決に向けて動いて見てほしいと思います。
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