(2021.03.10更新)
こんにちは!
リトリーブサイコセラピー®でお悩みや心の問題の根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!
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ここでは
「仕事がしんどくて行きたくないし、もうやめたい…(´;ω;`)」
「でも、やめたところでどうしていいかわからない…(*´Д`)」
「仕事のことを考えると毎日がつらい…( ;∀;)」
「仕事や職場で悩みが尽きない…(-“-)」
そんな仕事にしんどさや悩みがある人に向けて、その心理的な理由と解決法、仕事を通して幸せやよろこびを感じられるようになるための心の基礎知識をお伝えします。
今回は職場でのモラハラやパワハラ、いじめに悩んでいる人に向けて、それらを受けやすい人の特徴と心理的な原因、根本的な解決方法を解説します。
YouTubeでも解説していますので、動画学習がいい方はこちらをご視聴下さい↓
★モラハラ・パワハラを受けやすい人の特徴と根本的な解決方法
目次
職場でモラハラ・パワハラ・いじめを受けやすい人の特徴と根本的な解決法
職場でモラハラ・パワハラ・いじめを受けやすい人というのは、何かイヤなことをされても言いかえしたり抵抗しないで黙って受け入れてしまうタイプの人が非常に多いです。
解決にはあまりに今苦しいなら「真っ先に職場をやめる」ということも大事ですが、また似たような人が新しい職場にもいた場合、また標的になってしまうことも多くて根本的な解決にならないことが多いです。
なので、根本的に解決するには
●「イヤです!!」「受け入れない!!」という意思表示をして自分を守れるようになること
●孤立をさけて周りの人に相談する、助けを求める
●それでもよくならないときは職場をやめる
という方法がいちばんいいかと思います。
ではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
職場でモラハラ・パワハラ・いじめを受けやすい人の特徴
モラハラ・パワハラ・いじめなど、明らかに理不尽な言葉の暴力や、精神的ないやがらせはもちろん許せるものではありません。
ただ、モラハラ・パワハラ・いじめに悩んでいる人に共通していることがあります。
カウンセリングで「イヤなことをされたときにいつもどうしていますか?」と聞くとほとんどの方がこんな感じで答えます。
「耐えて我慢しています…」
「何も言えずただ固まってじっとしています…」
「言いかえせるほど、職場での成績がよくないんです…」
「聞き流すように努力しています…」
「頭が真っ白になってしまいます…」
「逃げたいけど逃げられないんです…」
つまり、職場でモラハラ・パワハラ・いじめを受けやすい人の特徴として、以下の点があります。
●何かイヤなことをされても言いかえしたり抵抗しないで黙って受け入れてしまう
●怒りを感じていい場面で怒りを感じたり、感情を外に表現できない
●何かあると自分を責めてしまう
●人の顔色をいつもうかがいながら、ビクビクしている
●誰かに頼ったり、助けを求めることができず孤立しやすい
もちろんいやがらせをする側が悪いのは当然なんですが、かといって、黙っていても相手や環境が変わることは残念ながらありません。
そして、実は加害者側も何もいわず抵抗しないような人を無意識に標的に選んでいたりするんですよ。
抵抗できない心理的な原因
「たとえば、
・理不尽なことに対してしっかり「NO!」という姿勢を見せる。
・しっかり「受け入れない!やめて!」という気持ちを表現する。
・理不尽なことをされていることに正当な怒りを表現する。
・訴える、然るべきところへ助けを求める。
などなど、抵抗や受け入れないという意思表示や行動をしたら何が起こりますか?」
と聞くと、モラハラやパワハラに悩んでいる多くの方がこう答えます。
「そんなことできません」
「そんなことしたら・・・」
・もっと嫌われる
・もっと責められる
・無視される
・居場所がなくなる
・負けた気がする、恥をかく
・逃げるのは弱くてダメな気がする
etc…
モラハラやパワハラに抵抗できず受け入れてしまう人の多くが、こんなふうに人に嫌われたり攻撃される恐怖、見捨てられ不安、恥や居場所がなくなる恐怖というのを持っていることが多いです。
嫌われる恐怖・見捨てられ不安はどこからくるのか
これらの恐怖と理不尽なことでも受け入れてしまう生き方のパターンは幼少期のこんな経験やトラウマから来ていることが多いです。
●両親から虐待、言葉の暴力、ネグレクトを受けていた。
●お母さんが家族に暴力を受けてたり、いじめられていた。
●両親の激しいケンカを見ていた(面前DV)。
●家族みんなガマンや不満をためていた。
●親が毒親でいつも理不尽なことばかり言われていた。
●親のストレスや愚痴のはけ口になっていた。
●否定されてばかりだった。
●イヤだと言ったり、感情を出したらひどく怒られた。
●泣いたらダメ、弱いこと、恥ずかしいことと怒られてきた。
●家がさみしかったり、怖かったりで逃げたかったけど受け入れるしかなかった。
こんなことがあると、小さい頃の自分にとって、どんな苦しいことやつらいことがあっても、それらを受け入れられないことはお父さんとお母さんに嫌われたり、もっと責められたり、見捨てられたりしてしまい、居場所がなくなるという恐怖と直結してしまい、抵抗したり感情を出すことを無意識にあきらめてしまいます。
逆にいえば「何かイヤなことや理不尽なことを受け入れることで自分の居場所が確保される、生きていられる」と脳が錯覚を起こし、大人になってからもどんな理不尽な状況であっても抵抗せずに飲み込むクセが当たりまえになってしまうんです。
モラハラ・パワハラ・いじめを根本的に解決する方法
こんな心のクセを変えて、モラハラ・パワハラ・いじめを根本的に解決するためには自分の恐怖と向き合い、
●「イヤです!!」「受け入れない!!」という意思表示をして自分を守れるようになる
●孤立をさけて周りの人に相談する、助けを求める
●それでもよくならないときは職場をやめる
という行動がいちばん有効です。
そのためにはどうすればいいのかを見ていきましょう
「受け入れない!」という意思表示や抵抗をしよう
・ストレスのはけ口や感情のゴミ箱扱いは受け入れないと決意する。
・理不尽なことに対してしっかり「NO!」という姿勢を見せる。
・しっかり「受け入れない!やめて!」という気持ちを表現する。
・理不尽なことをされていることに正当な怒りを表現する。
これがいちばん大事。
たとえ、職場をやめて新しい職場で似たような人が現れても自分を守れるようになっていればどこにいても問題なし!
怒りという感情に対してもネガティブなイメージを持っている人が多いですが、本来、自分を守るために出すものであり、正当な怒りは感じたり表現してもいいもの(動物だって自分を守るために威嚇したりしますよね)。
あなたはストレスのはけ口や感情のゴミ箱ではありませんし、それを受け入れない!と表現する権利もある。
パワハラやモラハラをする人も反撃にあったり、自分にとって損になる人にはそんなことしないんですよ。
ただ、やっぱりそんなことするのは怖いと感じる場合は幼少期のトラウマがある場合がほとんど。
そして、それらは自力で克服するのは難しいですよね。
また、怖いまま行動を起こした結果、相手から倍返しにあったりすれば、もっと恐怖やトラウマが強くなってしまうこともある。
だから行動より前に過去の恐怖やトラウマをいやして克服し、
「感情を出しても死んだりしない」
「ひとりになったりしない」
「イヤなことを受け入れられなくてもダメじゃない」
「助けを求めることは弱いことじゃない、負けじゃない」
というような安心感を心に育てることが大事。
その方法としては心理セラピーがいちばんオススメです。
心理セラピーについて詳しく学びたい方は以下の記事をご覧ください。
また、恐怖について詳しく学びたい方は以下の記事をご覧ください。
孤立をさけて周りの人に相談したり、助けを求めよう
もしあなたのまわりに信頼できる人や頼れる人がいるなら、誰でもいいので相談してみることが大事です。
ただ、「頼ったり助けを求めることが弱いこと、情けないことだ」とか、バカにされることへの恐怖が強かったりすると、なかなかそうもできなかったり。
そもそもモラハラやパワハラを受け入れやすい人って対人恐怖を持っている人が多く、孤立しやすくて、身近に信頼できる人は少ないかもしれない。
そんなときは勇気を持って相談のプロである、心理カウンセラーやセラピストに頼ってみるのがいちばんいいです。
全国どこでも、とてもリーズナブルな料金で相談できるこんなサービスがありますよ↓
日本リトリーブサイコセラピー協会電話カウンセリングサービス
https://jnpta.com/telcounseling
これだとあなたを「情けない」とかバカにしたり否定する人はいないので、安心して相談できると思います。
つらいときは辞めるという決断も
とりあえず今がつらい。
もしくは行動はしたけど、それでも一向に状況がよくならない。
そんなときは辞めるという決断も必要です。
理不尽なつらい状況から離れることは情けないことでも、弱いことでも、恥ずかしいことでもありません。
逃げることはダメなことじゃありません。
そんな理不尽なつらい状況や、改善の見込みがない職場に、自分の人生の貴重な時間を費やして棒にふってもバカバカしいだけ。
あなたはそんなことを感じたくて、生きているのではないはず。
もっと安心や自由、よろこび、楽しみ、しあわせ、そんな心地いい感覚を感じたかったはず。
変わることは怖いことでもありますが、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてほしいと思います。
心の安心と自由を手に入れる方法とヒントについて詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧下さい。
まとめ
職場でモラハラ・パワハラ・いじめを受けやすい人に共通しているのは、何かイヤなことをされても言いかえしたり抵抗しないで黙って受け入れてしまうことです。
そのパターンは、小さい頃にそうしていないとお母さんやお父さんから責められたり、嫌われて見捨てられるようなトラウマから来ている場合がほとんど。
解決には、あまりに今苦しいなら「真っ先に職場をやめる」ということも大事ですが、また似たような人が新しい職場にもいた場合、また標的になってしまうことも多くて根本的な解決にならないことが多いので、しっかり自分の恐怖やトラウマと向き合い、
●「イヤです!!」「受け入れない!!」という意思表示をして自分を守れるようになる
●孤立をさけて周りの人に相談する、助けを求める
●それでもよくならないときは職場をやめる
●恐怖を克服するために心理カウンセリングやセラピーを受けてみる
というのがいちばんの根本的な解決法です。
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心が鳥のように自由になる心理学
パワハラやモラハラ、いじめで悩んでいる人が、この記事を読んで解決につながることを心から願っています。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!