こんにちは!
リトリーブサイコセラピー®でお悩みや心の問題の根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!
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ここでは
「悩みや心の問題が解決できなくて、どうしていいかわからない( ノД`)」
「どうしたら心がラクになるの…(´;ω;`)」
「不安や生きづらさってどうしたら無くなるの?」
「悩みから解き放たれて心の安心や自由、しあわせを手にいれたい!」
そんな人に向けて、悩みを根本的に解決して心の安心や自由、しあわせを得るための方法と、そのための心の基礎知識をお伝えします。
今回は、心の安心感を育てる方法と、そのために必要な心の安心安全の基地<セキュアベース>について解説します。
目次
心に安心感を育てる方法~心の安全基地セキュアベースとは~
心に安心感を育てるいちばんの方法は「受け入れてもらえた!」という体験をすることです。
自分を受け入れてもらう体験とは、例えば
●怖いとき、悲しいとき、腹が立ったとき、イヤだったとき、つらかったとき、苦しかったときなど、ネガティブな気持ちを話してわかってもらえた。
●うれしいとき、楽しいときなどポジティブな気持ちを一緒に共感してもらえた。
●失敗しても「ダメじゃないよ」「次に活かせばいい」と否定せずに受け入れてくれた。
●うまくいったときは「よかったね!」と一緒によろこんでくれた。
などなど、こんな体験をたくさん積んでいくと心に安心感が育っていきます。
ただ、多くの人がこんな体験ばかりできるわけじゃないですよね。
ときにはわかってもらえなかったり、否定されたり、調子にのるな!と言われたり( ;∀;)。
そんなネガティブな体験ばかりしてしまえば、安心感は育ちません。
安心感が育まれる過程と、心の安心安全の基地<セキュアベース>とは
そもそも人はいつどこで心に安心感が育まれていくと思いますか?
それは赤ちゃんの頃からはじまります。
赤ちゃんは一人では生きていけません。
「お腹がすいたとき」「おむつをとりかえてほしいとき」「不安なとき」「怖いとき」「さみしいとき」など泣いてお母さんを求めます。
お母さんはそれによしよしとこたえ、赤ちゃんは「存在を受け入れてもらう」という体験をします。
そして、歩けるようになり、成長するにつれて少しずつ両親の世界から外の世界に飛び出していきます。
外の世界にいけば、お友達ができたり、冒険したりとワクワクすることや楽しいこともいっぱいありますが、ときには誰かにイヤなことをされたり、失敗したりして、痛い思いや怖い思い、傷ついた経験をすることもあります。
そんなときにやっぱり子どもはお母さんやお父さんのもとに戻って助けを求めます。
ここで怖かった気持ちや悲しかった気持ちをしっかり受けとめて助けてもらえると「どんなことがあっても私は助けてもらえる」「どんな気持ちを出しても受け入れてもらえるんだ」と心に安心感が育っていきます。
こんなふうに何か怖いことやネガティブなことがあったときに、助けて受けとめてくれる存在や戻ってくる安心安全の場所を「心の安心安全の基地<セキュアベース>」っていいます。
小さい頃のセキュアベースは主にお母さんやお父さんがその役目をつとめますが、子どもが両親から自立していくにしたがって、それは親友や尊敬できる人、信頼できる人に変わっていきます。
セキュアベースがあるとどうなれるのか
セキュアベースがあると心に安心感が育って人と安定した絆(愛着)を結ぶことができるようになり、
●「どんな自分でもここにいていい」という感覚(自己重要感)や自己肯定感、自信が育ちやすい。
●人と深い信頼関係をきずけるので、恋愛・結婚・子育て・仕事など人生全般でうまくやっていけるようになる。
●失敗したり、何か怖いことやつらいこと、悩みごとがあっても、困ったときは人に助けを求めるなど、孤立をさけながらも建設的に問題を解決できるようになり、ストレスに強くなる。
●どんな相手でも自分の気持ちをしっかり伝えられるようになり、不要な衝突や孤立はさけながら、上手に自分を守ることができるようになる。
など、人を受け入れ、人に受け入れられ、結果的に人生のしあわせや成功をつかみやすくなるんです。
心に安心感が育たない理由
ただ、小さい頃のセキュアベースであるお母さんやお父さんや、家庭環境が安心の対象ではなく、以下のような経験などから恐怖やトラウマ、不安の対象だった場合、セキュアベースは機能せず心に安心感は育ちません。
- 虐待や暴言・ネグレクトを受けていた。
- 夫婦仲が悪く、いつもケンカをしていたり、関係が冷めていた。
- 気持ちを伝えても助けてもらえず、一人でどうにかするように言われた。
- 泣いたりすると泣くなと感情を抑えなきゃいけなかった。
- 親がヒステリックだったり、不安定でいつも顔色をうかがっていた。
- 親がいつも辛そうだったり、かわいそうで助けたり、話を聞いていた(親子の役割の逆転)。
- 親がうつなどの心の病を持っていた。
- 失敗したりダメな自分を見せたら怒られたり否定された。
- できても褒めてもらったことがない。
- 兄弟姉妹ばかりかわいがられたり、いつも比べられていた。
- 男の子(女の子)だったらよかったのにと言われた。
- 親が世間体や人に嫌われることを怖れ、いい子にしていないといけなかった。
こんな経験があると大人になるにつれて人や世の中が怖くなり、不安なことを先読みして妄想したり、殻に閉じこもることでしか自分を守れなくなっていきます。
人の役にたったり、できる自分でいないと存在価値が感じられず、劣等感から頑張り続けることがやめられなかったりと戦いの人生にもなりがちです。
今からでも遅くはない心にセキュアベースと安心感を育てる方法
「でも、大人になってから今の親にお願いして育てなおしてもらうなんて無理じゃないか!!」
「じゃあ、小さい頃にセキュアベースがなかったら、もう心に安心感を育てることはできないの?!」
なんて思うかもしれませんが、そんなことはありません!!
今からでも「受け入れてもらえた!」という経験をつむことで、心にセキュアベースを作り、安心感を育てることはできます。
もし、どんな自分のことも受け入れてもらえるような人、例えば、パートナー、親友、尊敬できる上司、師匠や先生、メンターなどがいれば、そういう人に困ったときは勇気を出して頼ってみたり相談してみるのがいいと思います。
つまり、セキュアベースっていうのは別に親じゃなくてもいいんです。
何かの理由で両親に育ててもらえなくても、育ててくれた人や環境がよかったりすれば安心感は育つし、その後の出会いで変わっていく人もたくさんいます。
でも、なかなかそんな人はいなかったり、いたとしても心から信じられなかったり、嫌われるのが怖くて言えなかったり。
勇気を出して頼っても、たまたま忙しかったりで断られてしまえば、「やっぱり私は受け入れてもらえないんだ( ;∀;)」と求めることがもっと怖くなってしまうことだってあります。
そんなときは心理カウンセラーや心理セラピストなどの心と相談のプロに頼ってみるのがいちばんいいと思います。
そんなことしたら依存しちゃわない?
っていうと、よく「そんなことしたら依存しちゃって抜け出せなくなりそう」って言われることがあります。
確かに「わかってもらえた」「受け入れてもらえた」という安心感から、心理カウンセラーへの依存、セミナージプシーして居場所探し、悩んでいたら聞いてもらえるから悩みを持ち続けてしまう、などの依存がはじまることがあります。
でも、そこはご安心を!カウンセラーやセラピストの腕の見せどころです(∩´∀`)∩。
心にセキュアベースと安心感がない人というのは、そもそも頼ったり依存したことがない人。
はじめのほうにも書いたとおり、子どもは誰かに依存しないと生きていけませんし、適度な依存を経ていないと安心をベースにした自立はできないんですよ。
だから依存はわるいことでもないし、小さい頃のあなたに必要だったものなので、最初はいっぱい依存してみて下さい。
知識のあるカウンセラーやセラピストは、適度に依存の段階が終わったら、しっかり心の安心をベースにした自立に向けてのサポートをします!
まさに「小さい頃のやりなおし」「人生の生きなおし」です(*^^*)。
対人恐怖を克服する方法
心の安心安全基地<セキュアベース>を育てて、心に安心を育てるためには、もう一度、人を信じて人とつながり、受け入れ受け入れられる必要があります。
でも、小さい頃のトラウマなどから人が怖くてはそれも難しいし、そのトラウマを一人で克服するのも厳しいですよね。
だから対人恐怖やトラウマの克服には心理セラピーがいちばん有効です。
恐怖やトラウマをいやし、安心感を育てて「依存→自立」のプロセスを無理せず経ていくことができます。
心理セラピーについて詳しく学びたい方はこちらの記事を読んでみて下さい。
また、依存から自立へのプロセスと方法を学びたい方はこちらの記事を読んでみて下さい。
もし対人恐怖に悩んでいるなら一度心理カウンセリングを受けてみることをオススメします。
全国どこでも、とてもリーズナブルな料金でカウンセリングが受けられるこんなサービスがあります↓
日本リトリーブサイコセラピー協会電話カウンセリングサービス
https://jnpta.com/telcounseling
話を聞いてもらうことで「受け入れてもらえた!」「わかってもらえた!」という安心感を感じられてすごく心がラクになりますので、ぜひお気軽にお申込み下さい!
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心が鳥のように自由になる心理学
ぜひ行動を起こしてこれから先、安心して生きるためのセキュアベースを育てて下さいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!