(2021.5.10更新)
こんにちは!
リトリーブサイコセラピー®でお悩みや心の問題の根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!
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今回はSNSで
「いいねの数がいつも気になっちゃう(;゚Д゚)」
「いいねの数が少ないと嫌われてるんじゃないかと不安( ;∀;)」
と感じて悩んでしまう人に向けて、その心理的な原因と解決方法をお伝えします。
YouTubeでも解説していますので、動画学習がいい方はこちらをご視聴下さい↓
★【SNS依存】いいねが少ないと嫌われているんじゃないかと不安になってしまう原因と解決方法
ずばり、「いいね」ばかり気にして不安になってしまう原因は
「いいねがつかない、ほめてもらえない、見てもらえない、認められないこと」が「自分が悪いからだ」「無価値な人間だ」「ひとりぼっちになっちゃう」というような恐怖の感覚と結びつけてしまっているからです。
そのあたり詳しく見ていきましょう。
目次
twitter、Instagram、facebookなど、SNSのいいねの数が気になりすぎる心理
人と気軽につながることがツールとしてSNSがすごく浸透してきた現代。
僕もやっていますが、色んな情報が手に入ったり投稿が読めたりと、とても楽しいものです。
でも、一方でこんな不安や悩みがくっついている人も少なくありません。
・いいねの数が気になってスマホから目が離せない。
・いいねの数が少ないとすごく不安になる。
・いいねの数が少ないと自分は嫌われているんじゃないかと思ってしまう。
・いいねの数がほしくてしょうがない。
・いいねが増えても満たされない感覚があって苦しくなる。
・見てほしい、認めてほしいという感覚が強すぎて辛すぎる。
・結果、SNS依存。
これじゃあ楽しいはずのSNSも心から楽しめないだろうし、SNSに囚われた状態から抜け出せなくなってしまうかもしれません。
もしこんな不安があるとしたら心理的な原因と本当の問題は何でしょうか。
SNSのいいねを求めすぎる心理は承認欲求が原因?
いいねを求めすぎる心理には「承認欲求」というものが絡んでくるのは想像しやすいと思います。
見てほしい。
認められたい。
受け入れられたい。
愛されたい。
こんな承認欲求の渇望からいいねを求めることがやめられなくなり、SNS依存につながっている。
だから承認欲求さえ消えれば、手放せれば、この問題はなくなるのではないか。
アドラー心理学でも
「承認欲求を無くそう、捨てよう」
「他人に認められるための人生から脱却しよう」
ということが言われていたりします。
確かにその通り。
ただ、これは僕の経験でもあるんですが、
そう簡単に承認欲求を捨てられたら苦労はしない!!
ということ( ̄▽ ̄)。
ちなみに僕はしばらく自力で承認欲求を手放そうとしたけど無理でした(笑)。
だって、勝手に沸きあがって出てきてしまうものだから。
自分の思考や考え方を変えるだけではどうしようもなかったです。
この悩みに困っている多くの人がそうだと思うんですがどうですか?
承認欲求は問題じゃない、その裏についている恐怖の問題です
承認欲求というのは誰でも持っている欲求です。
誰でも認められたら、受け入れてもらえたらうれしいし、誰にも認められないよりはそっちのほうがいいでしょう。
承認欲求が問題じゃないんです。
本当の問題は
「認められること」と「自分の存在価値」を結びつけてしまっていること。
つまり
「認められる自分は価値があり、認められない自分には価値がなく、ダメで情けない、恥ずかしい自分、誰にも愛されない、必要とされなくなってしまう、嫌われてしまう、ひとりになってしまう」と思っているということ。
認められないことがこんなことが起こるという、無価値感や恐怖の感覚とセットになってしまっていることがいちばんの問題。
だから勝手に沸きあがってくるのは本当は承認欲求ではなくて、それらの裏に張り付いた無価値感や嫌われることへの恐怖ではありませんか?
SNS依存症
いいねや承認はその無価値感や恐怖、不安を紛らわせることができます。
数がさらに増えればいっときの高揚感も得られて更にハイになります。
でも、それはしょせんいっときで、またいいねが少なくなればそれらの恐怖は顔を出す。
物質や環境は恐怖や無価値感を紛らわせてはくれても、無くすことはできないんです。
だから、またいいねや承認を求めることがやめられなくなるし、結果SNSから離れられなくなってしまうんです(SNS依存症)。
これって、アルコール、ギャンブル、薬物、買い物、ゲーム、恋愛SEX依存など、あらゆるものを使って自分の感じたくない感情を紛らわせる依存症と同じ状態。
仮にSNSや承認欲求を手放したとしても、恐怖がなくなっているわけではないので、結局別のものにすり替わって依存が続くという場合が多いんです(なんとなく経験からSNS依存は人との繋がりに対する欠乏感が強いので恋愛やSEX依存を同時に持っている人が多い気がします)。
認められないことに対する無価値感、嫌われる恐怖、不安の原因
承認欲求が問題なのではなく、承認されないことへの無価値感や嫌われる恐怖が原因。
では、それらの感情はどこから来るのでしょうか。
それは幼少期のこんな経験がもとになっていることが多いです。
・虐待やネグレクトを受けていた。
・両親は育ててはくれたが、愛されたという感覚があまりない。
・両親にちゃんとしていないと怒られた。
・かといってできても褒められたり認められたことがない。
・両親の大きな期待を背負ってきた。
・いつも両親の顔色を窺ってきた。
・自分の気持ちや感情、欲求を出すと否定されてきた。
・両親がかわいそうで助けてきた、そうしていたら喜ばれてきた。
・兄弟姉妹と比べられてきた。
etc…
解決するには承認欲求ではなく不安や恐怖、無価値感を手放して自己重要感を育てよう
解決するには承認欲求をなくそうとするのではなく、認められない愛されないことに対する無価値感や恐怖としっかり向き合い、いやしてあげることがいちばん効果的です。
そして、たとえ認めてくれない人がいたとしても、「自分は無価値じゃない、ダメで恥ずかしいことじゃない、嫌われて独りにになったりしない」という安心の感覚を育てていくことが大事。
この「できてもできなくても、どんな自分でも価値ある存在だ」と思える安心の感覚を「自己重要感」っていいます。
(自分が自分にいいね!した状態とも言えます)
そして、恐怖をいやし、安心感や自己重要感を育てる方法として、「心理セラピー」をオススメします。
心理セラピーにはこんな特徴とメリットがあります。
●「気づき(カウンセリング) → 心のいやし(セラピー) → 解決」までの流れをトータルで扱います。
だから、少ない回数で短期間での解決が見込めます。
●悩みを作り出す心の深い無意識にある感覚や感情(特に恐怖)を丁寧に取り扱い、いやして安心感や自己肯定感を育てていきます。
●問題を根本を取り扱うので、あらゆる悩みや心の問題に対応。リバウンドもしずらい。
●悩みや問題に対する反応が無理に変えようとしなくても自然と変わっていくのが特徴です。
この悩みでいえば例えば、
・自然といいねの数が気にならなくなった
・いいねが少なくても、ネガティブなことと結びつけることがなくなった
・孤独感や無価値感を感じなくなった。
他にもいろんなメリットがあります。
●心理セラピーとは?
●心理セラピーのメリット
●心理カウンセリングとのちがい
●新しい心理セラピー<リトリーブサイコセラピー>とは?
●心理セラピーを受けるとどうなるのか?
を以下の記事にまとめていますので、詳しく学びたい方はご覧ください。
それまで「自己否定感」とか「無価値感」が当たり前に噴き出してくるように、「自己重要感」も心理セラピーや心理ワークをすることで、何もしなくても自然に噴き出してくる感覚として心に育てることができます。
本当の「承認欲求を手放した状態」とはどういう状態か?
では、これらの無価値感や恐怖を癒し解決して、自己重要感を育てることができたらどうなることができるのでしょうか?
ずばり今まで誰かに認められるためや嫌われないために「いいね」や承認を求めていたのが、誰に認めらようと認められなくても、いいねがつこうとつかないと、例え嫌う人がいたとしても、自分が好きなことのために投稿したり表現することができるようになります。
それからいいねがつけばまぁうれしいし、別にそんなにつかなくても=ダメとか不安には思わなくなります。
目的が「誰かに認められるため」から「自分が好きだから、やりたいから」に変わるんです。
これはSNSだけじゃなくて、仕事とかどんな場面でもそうなります。
SNSを通じて人とのつながりを心から楽しめるようになります。
承認欲求がなくなるわけじゃないですが、色んな不安に囚われることはなくなるということ。
これは僕自身も身をもって体験していることなので、めちゃ楽になります。
いいねや、承認されないことに対する不安や嫌われる恐怖に囚われていつも苦しくなっているとしたら力になれると思います。
今回のテーマに関わらず、悩み解決のために一歩進みたい方は全国どこでも、とてもリーズナブルな料金でカウンセリングが受けられるこんなサービスがあります↓
日本リトリーブサイコセラピー協会電話カウンセリングサービス
https://jnpta.com/telcounseling
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最後まで読んで頂きありがとうございました!
ではまた!