こんにちは!
リトリーブサイコセラピー®でお悩みや心の問題の根本解決をサポートする
心理セラピスト@札幌の白鳥大介です!
最近、虐待のニュースが増えていますね。
千葉ではとても痛ましい事件が起こってしまいましたが
札幌でも小学生の子どもが虐待を受け、その子自身が警察に通報して母親が逮捕されるなんてニュースも出ていました。
こういうニュースばかりだと気持ちがドヨーンとしてしまいますが、心理セラピストとしてできることをしっかりしていこうと思っています。
今日のテーマはこれ。
子どもを叩いてしまう
ここまで痛ましいことにならなかったとしても、僕のところにも子育ての悩みはけっこう来ますので、実際悩んでいる人は多いのではないかと思っています。
・子どもを叩いてしまう
・子どもを愛せない
・子どもに対してヒステリックになってしまう
そして、その後に罪悪感を感じてしまったり。
最近ではそれを抑圧して育児ノイローゼになったり、産後うつなんてのも多くなっています。
自分が親に虐待されてきたので、自分はそうならないとイライラすると子どもと距離を取ることで子どもを守っていますなんて話もよくあります。
虐待?躾?
僕は叩いてしまうこと自体はしょうがない場面もいっぱいあると思っています。
暴力だから絶対ダメという人もいますし、線引きやいろんな意見があります。
でも、しょうがない場面って例えば
子どもが危険なことをしているのにやめなかった。
子どもが人を傷つけるようなことをしていた。
とか。
ダメなことはダメ!って言い聞かせなきゃいけないときがあるので、言ってもわからなくて叩いてしまったとしても、そこに愛情があったなら僕はいいと思います。
表現方法はどういう形であれ、躾はその子を守るもの。
でも、そうでなかったとしたら、何が起こっているのでしょうか?
抑えられない感情の正体
子どもを叩いてしまう場面っていうのも色んなケースがあるので、これってのは言えないんですが。
もっとも多いケースが
お母さん自身が自分の気持ちや感情を普段から我慢して抑圧しているというパターンです。
子どもが泣いているとき
子どもがちゃんとできないとき
甘えてくるとき
などに爆発しそうな感情を感じてしまう。
あー!!!やめて!!!と叫びたくなるような怒り。
あまりに衝動的な感情で手が出てしまい、子どもを抑えつけないと正気でいられなくなるような感覚。
セラピーではよく、そんな感情と心の叫びを実際言葉にして言ってもらうことがあります。
こんなふうに。
「私が泣けなかったんだから、泣くなんて許せない」
「私はちゃんとしてきたんだから、ちゃんとして」
「私は甘えられなかったんだから甘えないで、こっち来ないで」
そう言葉にしてみて涙を流す人はいっぱいいます。
怒りではなく本当は自分の○○
大事なのは
私は泣けなかった
私はちゃんとしてきた
私は甘えられなかった
「私」がそうだったからということ。
あなたが小さい頃、泣いてしまったら?
ちゃんとできなかったら?
甘えてしまったら?
きっと小さい頃、怖かったり、悲しい思いをしていませんでしたか?
それを感じたくなくて、泣かないように、ちゃんとできるように、甘えないよう、我慢して自分の感情を抑圧してたはずです。
それを子どもが見せてくるもんだから、蓋をしてきた感情が暴れ出して抑えつけずにはいられなくなってしまう。
本当はその頃の恐怖や悲しみを感じるのが怖いんです。
親への怒りを子どもに向ける
他にもこんなパターンもあります。
親自身が自分の親に虐待やネグレクトを受けていた場合。
親のストレスをサンドバッグのように受けとめていた場合です。
親に対する怒りや恨みを感じつつも、それを受け入れていい子にしていないと生きていけなかった。
そんな人が大人になると、どんなにストレスが溜まろうと抑圧していい人を演じてしまう生き方が身についてしまいます。
先日の千葉の虐待の事件の加害者の父親も職場では怒ることがなく、別の顔だったと言います。
でも、その怒りや恨みは消えることはありません。
そして、その怒りや恨み、抑圧したストレスの矛先は自分より弱いものに行く。
子どもを自分がされてきたようにいじめ、サンドバッグにしてしまう。
負の連鎖であり、こんなパターンが虐待の事件を起こしてしまうのです。
でも、親の怒りや恨みは子どもには関係ないもの。
これも色んなパターンがありますがこんなふうに親の攻撃性の根源しっかり心理的に読み解く専門家が増えればもっと虐待の事件も減るかもしれませんね。
独りにならないで
子ども叩いてしまう人の多くが普段から我慢や抑圧していい人を演じている人。
そして、そうしてないと自分は愛されないという怖れから、嫌われる恐怖、見捨てられ不安、対人恐怖を持っていて人付き合いに対して回避的な人が多いです。
子育てに悩んでいる人に限って孤立してしまうせいか、身近で安く敷居の低い子育て支援や公共サービスにもあまり来ないということを耳にしたこともあります。
子どもを叩いている、虐待していることの善悪の話はさておいて
もしそうならば一刻も早くケアが必要なのは親です。
解決には自分の怖れや不安、悲しみの感情に気づくこと。
それを心理セラピーなどで癒し、何よりも自分が安心感を感じられるようになることで自然と改善していきます。
あなたを絶対に責めたりしない相談場所があります
子どもを叩いてしまうあなたを責めたりはしません。
根性論や行動アドバイスはいたしません。
先祖や親のせいにするわけでもありません。
できないことを責めるわけでもありません。
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自分と向き合うことでこれからを変えることはいつでもできるし、遅いということはありません。
これからの自分のため、そして、子どものためにも独りになって抱え込まず、勇気を持って一歩踏み出してほしいと思います。
後日、子育ての悩みでセッションを受けた方のご感想と解決事例、
実際子育てや子供を叩いてしまう悩みを解決するとどうなることができるのか
をブログで紹介しますね。
↓
追記
ご感想と解決事例、更新しました!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
ではまた!