こんにちは!
リトリーブサイコセラピー®でお悩みや心の問題の根本解決をサポートする
心理セラピスト@札幌の白鳥大介です!
今日は久しぶりの休みなので
雪まつり&映画を見てこようかと(#^.^#)。
まだ、見てなかったんですよね、「ボヘミアンラプソディー」。
その前に早朝からブログ書いてます。
今日のテーマはこれです↓
「私は自由に幸せに生きてもいいんだ!!( ´∀`)b」→その後「あれ?なんか苦しい、死にたい…」
最近では色んな本とかも出て、心理が身近になってきましたよね。
自己肯定感をあげる方法とか、メンタルブロックを外す方法とか、幸せやお金を引き寄せる方法とか…。
自分は素晴らしい存在なんだ!
私は幸せになってもいいんだ!!
自由になってもいいんだー!!!
と気づいて、好きなことややりたいことをいざ行動に映してみた。
そんな人も多いんじゃないでしょうか。
もちろんこれでうまくいけばいいのですが、ただ、よくその後にこんな人がいます。
「好きなことややりたいことをやっているはずなのになぜか苦しい…(-_-;)」
「続かない、やる気が起きない→自分ってダメだなぁと自分責めで無気力」
「不安で仕方ない」
「なんか孤独な気がして漠然と死にたいような、消えたいような…辛い…」
こうなって結局自分の殻に閉じこもってやめてしまったり、
最悪うつっぽくなってしまう人までいます。
心当りありませんか?
これどうしてなんでしょうかね?
原因は〇〇〇
そういう人はそれまで自分の人生の歩みを止めて、人の役に立つように、嫌われないように、迷惑をかけないように、自分を犠牲にして幸せや自由を求めずに頑張ってきた人。
自分は何をやってもダメだと自分を責めてきた人。
だから身を削って自分の本音や感情を押し殺してきた人です。
こんな生き方の原動力はなんだと思いますか?
それは罪悪感です。
読んで字のごとく、自分は罪であり、悪であるという感覚。
自分の感情や本音に従って幸せや自由を求めることは、迷惑で罪だから求めずに自分を押し殺す。
結局何をやってもダメ、そんな自分は罪で悪だから、自分を責める。
罪悪感を持ってしまうようなきっかけは本当にいろんなものがありますが抜粋すると幼少期のこんな経験です。
- 虐待やネグレクトを受けていた
- どれだけ頑張っても、できてもできなくても見てもらえず褒めたり認めてもらえなかった
- 甘えたり愛情を求めたりしても、応えてもらえなかった
- かわいそうなお母さんを助けて役に立ちたかったが、どうすることもできなかった
- いい子にして言いたいことを言わず親の言う通りにしていないと嫌われた
- 自分が喜んだり楽しそうにすると嫌な顔をされた
- 自由にして自分の意思で選んだら否定され、やめさせられた
etc…
そして、自ら背負う
こんな経験は実はかなりのトラウマです。
ありのままの自分はここにいちゃいけないんだと、本当に無価値で役立たずでダメな自分を感じてしまい、なぜ自分が生まれてきたのかわからなくなってきます。
この恐怖感じないようにするために子供は自ら罪を背負い償うことで生きようとします。
「こんな私でごめんなさい」と人の迷惑にならないように嫌われないように顔色ばかり窺ってしまったり。
「幸せや自由を求めてごめんなさい」と自分の喜びや幸せを求めずに、身を粉にして人の役に立とうとしたり。
何かできないことがあるために、自分が悪いんだと「ごめんなさい」と自分を責める。
こんなふうに罪悪感を持ってしまった人は償いの人生になってしまいがち。
だって、償うことで生きていられるから。
罪悪感というのは自分は無価値でダメな存在だと思い込んでいる人にとって、「罪な存在」という形であっても、その罪を償うことで唯一自分という存在と輪郭を感じられるものであり、生きる許可を出せる最後の砦です。
もし償うことをやめてしまったら…
じゃあ罪悪感を消してしまったら、手放してしまったらどうなると思いますか?
自分が無価値だと恐怖やトラウマを思っている人が罪すら償えなくなってしまったら。
本当に無価値で役立たずで空っぽのダメな自分を感じてしまったあの頃の恐怖やトラウマ、無気力感や絶望感が湧き上がり、本当に死にたくなって生きていけなくなるわけです。
罪悪感を持っている人が「私は自由に幸せに生きてもいいんだ!!( ´∀`)b」→その後「あれ?なんか苦しい、死にたい…」となる理由はそのためです。
よく色んな心理の書籍や記事でも罪悪なんて思い込みだ!罪悪感を手放そう!とか自分は素晴らしい存在だと思うようにしよう!と書いてあります。
確かにそうなんですが、その人にとっては無意識では自分の命をつなぎ、生きることに許可を出せているものなので、そこを見ずして簡単に手放せるものではないんです。
自由に幸せに生きるためには
じゃあどうすればいいんだ!
罪悪感ってどうやって手放せばいいんだ!って話になりますが。
さっきも書いた通り、罪悪感の下には恐怖が眠っています。
罪を償うことで隠してきた本当に無価値で役立たずでダメな自分を感じてしまったあの頃の恐怖やトラウマ、無気力感や絶望感。
これを心理セラピーなどで受容してもらい温かさや安心を肌で感じながらしっかり癒すことが大事です。
そして、今までの自分をしっかり見つめて向き合いましょう。
嫌われないように、泣いたりせず辛いときも辛いと言わないようにしてきたこと。
頑張っても頑張っても認めてもらえず悲しかったこと。
拒否されて傷つきたくなくて誰にも頼らず独りで頑張ってきたこと。
両親の役に立ちたくて、助けたくて、自分を押し殺してきたこと。
自分の幸せや自由を求めずに両親のことばかり見てきたこと。
そうすることで、ただただ愛されたかったこと。
全て自分の心を守って生き抜くために。
罪悪を背負ったのは小さい頃そうしていないと絶望して生きていけなかったから。
小さい頃に身に着けた生きる術です。
そんな過去の自分を感じながら胸に手を当て、目をつぶって自分自身にこう伝えてみて下さい。
「よく頑張ったね」
「よく我慢したね」
「辛かったね、苦しかったね、怖かったね、悲しかったね」
「あなたは生きるために最善の選択をした」
今はすぐに思えなくても時間をかけて自分を見つめていきましょう。
そして、そのときの自分を最大限、他の誰でもない自分自身が肯定できたとき、罪悪感は自然と手から離れていきます。
そうするとこんな人生が待っているかもしれません。
- 自分の幸せや喜びを求めても死にたい、消えたいと感じることがなる。
- 孤独感がなくなり、自分は独りじゃないと身体に温かさと安心を感じられるようになる。
- 過剰に悪いことばかりを妄想したりや、不安がなくなる。
- どんな自分でも受け入れられるようになり、自分を責めることがなくなる。
- どんな場面でも「自分はここにいていい」と居場所を感じられるようになる。
- 好きなことややりたいことを感じられるようになり、チャレンジができるようになる。
- 物事が続けられるようになって、何かを成し遂げたときに、自分をほめたり達成感を感じられるようになる。
- 過剰に頑張ることがなくなったり、逆にガクッと無気力になることもなくなる。
- ほしいものを自分から求められるようになる。
- 喜びや幸せを感じられるようになる。
好きなことややりたいことをやっても不安や無気力になり苦しくなって続かない方。
幸せや喜びを求めようとすると罪悪感から自分を責めて止めてしまう方
漠然と死にたいような、消えたいような感覚が消えない方
きっと力になれると思います!
関連記事として先日うつ病に関する心理コラムを書きました。
うつっぽくなってしまう人は是非読んでみて下さいね。
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最後まで読んで頂きありがとうございました!
ではまた!